鈴木孝征先生

鈴木孝征先生紹介

<鈴木孝征先生にインタビュー>

インタビュー

先生は数々の講義を担当されていますが、それらをこれから受講する学生に向けてメッセージをお願いします。
A. 僕は推計学入門と生物情報リテラシー、食品科学実験、プログラミング、バイオインフォマティクスを教えています。推計学入門は平均値の出し方という非常に基礎的なことから始まって、統計というものの考え方を学んでほしいと思っています。学生の皆さんは社会に出て、様々な問題や課題の解決を求められると思います。そういうときにたくさんのデータを分析して、人が理解しやすいように情報を抽出したり要約したりして、合理的な判断を導くことができるようになってほしいと思っています。 プログラミングの講義ではコンピュータのプログラムを作成できるようになることを最終目標にしている。コンピュータのプログラムで重要なことはたった二つで条件分離と繰り返しです。この2つを理解できれば世界中のプログラムが理解できます。コンピュータが人間に勝てるのはこれだけです。皆さんパソコンもスマホも持っていると思います。せっかくよいものを持っているのだから、その仕組みを勉強していろいろなことに使えるようになってほしい。
先生の研究内容について教えてください。
A. アブラナ科のシロイヌナズナという植物を使って植物が油を貯めるしくみの研究をしています。油を貯めるときにどういう遺伝子がはたらいているのかを調べ、ゆくゆくはアブラナ科の品種改良に繋げていけるといいかなという期待を持って研究をしています。また、私のところでは次世代型シーケンサーを使って、植物のDNAやRNAを調べる研究もやっています。
なぜ数ある中からそのような研究を選んだのか教えてください。
A. 次世代型シーケンサーの方は、昔からコンピュータに興味があって、大学時代からプログラミングもやっていました。博士課程に進んだのが1999年でヒトゲノムが明らかになったのは2000年でした。シロイヌナズナも同じくらいのときにゲノムが解読されて、そのころから非常にたくさんの塩基配列のデータが出てくるようになりました。そういうデータはコンピュータなしでは扱えなくて、生物の研究をするにもプログラミングが必要な時代になりました。たまたま趣味でやっていたプログラミングが、時代とうまい具合に組み合わさり、次世代型シーケンサーを使う研究になりました。コンピュータのプログラムを介して生物の情報をコンピュータで調べることが楽しくもあり特技でもあり、それが結局多くの人に頼られるようになったというのが理由です。植物をつかった油の生産は私の先生の研究テーマでもあり、それを引き継いでやっています。
先生の研究にもあるように、コンピュータにきっかけを持った理由を教えてください。先生の研究にもあるように、コンピュータにきっかけを持った理由を教えてください。
A. ファミコンで遊んでいたことかな(笑)。その頃、学研という子供向けの雑誌があって、それにプログラムが書いてありました。コンピュータはこうやって動くのかという興味を持ち、実際にやってみたいという気持ちに繋がったと思います。
応用生物化学科で是非取得した方がいい資格を教えて下さい。
A. 担当している講義との関連でいえばマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格はよいと思います。この先10年20年の間は職場からパソコンがなくなることはないでしょう。仕事の日報とかデータのまとめだとかで、ExcelとかWordとかを使えるのは有利だと思います。特にExcelはいろいろな機能や関数を使えると仕事の効率がぐんと上がると思います。
中部大学のいいところを教えてください。
A. 大人という立場で言えばいつも若い学生と接していることでしょうか。常に若い人達の興味のあることに触れる機会があり、いろいろな刺激を貰うことができます。中部大学は指導教授という制度があって、学生がまず相談に行くべき教員がいます。一年生のときから学科の教員の講義を聞いていたりして、学生は教員との距離を近く感じてくれているのではないでしょうか。学生同士も出身地、学部、趣味などいろいろなことが違いがある人達との交流を楽しんでいると思います。